• MADE BY JAPAN #01
  • HANDMADE IN JAPAN
  • - 温もりと暖かさを感じる技術 -

手編み、ハンドメイドという言葉の響き。そしてその技術。 そこからは深さや温もりを感じ、身につけた時に暖かく感じるのは私だけでしょうか。 そんな思いを感じてもらいつつ、手編みニットという家庭的な雰囲気があるアイテムの技術と今と未来を知って頂きたいです。

text : Shunya Yanagisawa
photo : Yuuki Igarashi(Model,Item),
Shunya Yanagisawa(Other)

  • Grandmother knit
  • ¥44,000
  • 10着限定
  • Grandmother knit
  • ¥44,000
  • 10着限定
製品としての手編み。

時世的なものからなのか、田舎の母や祖母に思いを馳せることが多くなりました。 私の母や祖母は手編みのニットを作ってくれたことはありませんでしたが、 手編みと言えばそういったイメージを抱く人も多いと思いのではないかと思います。 それは自分のためや自分の大切な人のための趣味的なものが多いと思いますが、 製品としての手編みニットも同じように趣味の延長として編んでいる方がほとんどだと聞きます。 しかし家庭でのそれと違うのは、何十枚も同じように編む技術、です。 普通同じものを何枚も編むものではないからこそ、 そういった技術がある方はそもそも少ない上に、 それに見合った需要がないのも事実としてあります。

  • 手編みの良さと未来のジレンマ。
  • 手編みの良さとして、一つ一つ若干の個体差が出ることやその人独特の癖が出ることなどがあると思います。 先程の話とは相反する話の様ですが、製品としての手編みは着丈などの基本スペックは守りつつ若干の個体差を楽しむ、そんなことを求められます。 それは並大抵の技術ではなく、また今回のアイテムで言えば糸が太く一着に1.5kgのウールを使用しているため、編みあがるのに約50時間を要します。 長い時間がかかることを示すように、今回のアイテムも各10着限定での販売となります。 そんな長い時間をかけてハイクオリティなものを作るとなると、それに値する程のコストもかかるため、アイテムとしての価格も必然的に上がってしまいます。 そんなことから、製品としての手編みニットは価格が上がっても良いような一部メゾンブランド位でしか需要のないものとなっているのです。
  • MADE BY JAPAN
  • 時間的な効率が悪く、それを担う方も少なくなってきている手編み。 しかし私達はそれもひとつのMADE IN JAPANを伝える技術だと思い、 今回のアイテムを作ることとなりました。 そして私達の高原価率の仕組みであればこの技術や気持ちをより多くの方に 届けられるのではないかと思い、手間はかかるものの気持ちをよりダイレクトに受け取れるようなアイテム作りをしました。

    日本人として日本人の思いを伝える、
    そんなMADE BY JAPANを。
STYLING
  • Grandmother knit
  • ¥44,000
  • Grandmother knit
  • ¥44,000
  • Grandmother knit
  • ¥44,000
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