新潟県五泉市。人口5万弱の土地に根付いている確かなもの。
世界に誇れる技術と整った環境、発信力、挙げればきりのないものがそこにはあります。
そんな場所で今回のアイテムは生産されました。
アイテムとしての良さやデザインとしてのかっこいい、等は勿論のこと、
今回、私達はそれをただ売るだけではなく、
どんな背景があるのか、それをUNITED TOKYOとしてどう伝えたら良いのか、
そんなストーリーをお客様にお伝えした上で選んで頂きたい。
そしてそれを人づてではなく自分自身で直接感じて、そのありのままをお伝えする。
そのために私は今回新潟県五泉市を訪れました。
text : Shunya Yanagisawa
photo : Yuuki Igarashi(Model,Item),
Shunya Yanagisawa(Other)
越後平野の東部、市の三方を山に囲まれた下越地方に位置する新潟県五泉市。
古くから織物の産地として知られ、戦後からはニット産業が盛んに行われているこの地には多くのニット関連企業があり、世界に誇れる一大産業の拠点となっています。
はじめてその土地を訪れた私を案内をしてくれた株式会社川島(以下、(株)川島)の営業担当である五十嵐さんは、「染色からタグ・ネームつけ等の完成まで全てが五泉市内で完結するインフラがあることが強みなんだ」と何度も説明してくれました。
それは単純に利便性としての意味だけではなく、
実際に各工程の工場を回らせて頂き、その方達の人生や作業、話している内容を聞いたからこそ、その言葉の深い意味がより分かり、それを伝えたいという思いも強くなりました。
今回のアイテムができるまでを実際に私が見聞きしてきた言葉,画像と共に追っていきたいと思います。