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伝統的なモノ、最先端のモノ、異文化のモノも絶妙なバランス感覚で調和できる「TOKYO」特有の感性。UNITED TOKYOが目指すのは、そのクリエーションと日本の伝統的な技術をMIXさせた「MADE IN JAPAN」のプロダクトづくり。

今回、アーティスト 砂田夏海(SUNADA Natsumi)氏とUNITED TOKYOがコラボレーションしたアクセサリーが登場。

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砂田 夏海(SUNADA Natsumi)
1994年 石川県生まれ
2013年 筑波大学芸術専門学群に入学、大学2年生からガラスを始める
2019年~ 硝子企画舎に所属
ガラスの粉と岩絵の具(日本画の絵具)を混ぜた色のガラスを用いてパート・ド・ヴェールという技法でガラスの器の制作をする。

― ガラス細工を始めたきっかけを教えてください。

私はもともと大学ではデザインの勉強がしたくて美術系に進みましたが、ガラスという選択肢は頭の片隅にもありませんでした。 大学2年生のときにたまたま受講したガラスの授業がガラスとの出会いです。 「異素材とガラス」というテーマの授業で、私は家にあった岩絵の具とガラスを混ぜることで制作を始めました。 岩絵の具を混ぜることで今まで見たことがなかったガラスの表情をたくさん知り、「ああしたらどうだろう」「こうしたらどうだろう」とどんどんやってみたいことが湧いてきて、気づいたらガラスへと気持ちが向いていました。 その時の先生がこの実験を一緒に楽しんでくれたのもガラスにハマった理由だと思います。 大学では「オブジェ」を作っていましたが、見ている人に触れてもらえない、作品に自分の気持ちが入り切れていないことに違和感がありました。 大学を出て、フリーで作家として制作を始めてからは自分の作品の向こう側に人がいることを意識し、手に取った人が日常の中でガラスを楽しめるようなモノを作ろうと思って制作をしています。 私の作品のほとんどは自分が今まで見てきた景色や空気感をイメージして表現をしていますが、見る人全員が同じ景色を見てきた訳ではないですし、感じ方も当然違います。 私の作品を通して手に取る人それぞれが自分の景色を重ね、心地よい空気を感じてくれれば良いなと願っています。

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― インスピレーションの源や、作品作りで大事にしていることは何ですか?

暖かな陽気、水面に立ち上る水泡、波の形、水平線、秋の霧の静けさ、冬の香り。 今まで自分が見てきた景色や感じた空気感と、岩絵の具を混ぜることでできた色や表情とガラスの景色はなんだか似ている気がしています。 ガラスはなにもしなくても美しいのでその美しさを殺さずに、自分の景色が心地よく重なることを大事に制作をしています。 また、色ガラスとは違う、岩絵の具を混ぜたからこそできる表情を常に探り自分がワクワクできることも大切にしています。


― 今回のコラボレーションのアクセサリーについて教えてください。

今回の作品は表面にマットな濃い色、真ん中は透明なガラスという構造になっています。 間に透明なガラスを入れることで光が通ると色の層の重なりが透けて見えて、また違う表情を楽しめるかと思います。 また、一点一点違う表情なのでたくさん迷って自分のお気に入りのひとつを見つけてもらいたいです。

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― 今回のコラボレーションの印象はいかがでしたか?

今まで自分ではやってこなかったことに挑戦できる良い機会となりました。 一人で作るのと誰かと作るのとでは違う視点も入るので新たな発見もあり楽しいですね。 この作品がたくさんの人に渡り、おしゃれをしたいとき、大切な人に会うとき、頑張らなくてはいけないとき、そして自分だけのために、その人の少しの自信になり日常に取り入れてもらえれば嬉しいです。

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― 今後のアーティスト活動においての目標や、展望を教えてください。

これからも作品の発表は展示が中心になると思いますが、都内だけでなく地方でも展示をしていきたいですし、いつか海外でもと思っています。 今回のコラボレーションのようにひとりではなく誰かと一緒に作品作りをしていくことも今後していきたいです。 これからも常に自分がワクワクできる、そして見た人が手に取りたくなるようなガラスを作れるように頑張ります。

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