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日本のモノ作りにこだわり、高バリューを提供し続けることを信念としているUNITED TOKYO。

今まで語り尽くせていなかったこだわりを様々な製品に焦点を当ててご紹介していきます。

今回は今季から新たに登場した刺繍アイテムにフォーカスしていきます。

UNITED TOKYOならではのこだわりをご紹介させていただきます。

 

■刺繍とは■

 

そもそも刺繍とは布地あるいはその他の素材に針とより糸で装飾を施す技術です。刺繍には金属片や真珠、ビーズ、羽柄、スパンコールなどが用いられる場合もあります。大まかにわけると、人の手で行う手刺繍と、機械を使用する機械刺繍、剣山状の針を使って布に糸を埋め込むパンチニードルがあります。刺繍には、さまざまな色に染められた六本取りロウ引きなしの専用の糸(刺繍糸)と針穴を大きく取った専用の針(刺繍針)が使われます。材料が糸であるという性質上、使っている糸の色や材質を刺繍の最中に変更したり出来ないので、使用する色や材質の数だけ糸を用意する必要があります。

 

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■刺繍の種類■

一口に刺繍と言っても刺繍には様々な種類があります。以下ではUNITED TOKYOの製品の制作で使用されている主な刺繍の種類と特徴をまとめました。

 

―スモック刺繍―
布地にひだを寄せて出来た折り山に施す刺しゅうですが、スモック用のミシンの設定を職人が調整することにより生地に影響を与えることなく、綺麗なコード刺繍することができます。

 

―振り刺繍―
振り刺繍とは、 針が左右に動く横振りミシンを使い、 図案を見ながら職人の手で直接生地に柄を起こす日本独自の技法です。 手振り刺繍とも呼ばれます。 足元のペダルを踏み込む強さによって、 刺繍の振り幅が変化する横振りミシンを使います。 この横振りミシンを上手く扱うには、 長い年月をかけて培われた経験と腕が必要になります。 手で直に縫うので、 ジャガード刺繍では必須であるパンチカードといわれる型を作らずに縫えるといった利点もありますが、 手刺繍である為に生産性の面で劣ってしまうことがデメリットです。

 

―コード刺繍―
コーディングエンブロイダリーとも呼ばれ、様々な素材(テープ・ヒモ・束ねた糸等)をステッチと一緒に縫い付ける手法で、大別して「テープ縫い(テープコード刺繍)」「千鳥縫い(千鳥コード刺繍)」「巻き縫い(巻きコード刺繍)」の3種類の縫い方があります。元来は手ハンドルという単頭機の環縫い用のミシンで職人が1枚1枚仕上げていた加工で、それが多頭化及び自動化され発展したものが現在のコード刺繍機となり本縫いが主流です。この自動化によってコード刺繍はデザイン性や生産性が大幅に向上しましたが、手ハンドルによるコード刺繍も職人の技として今も根強い人気があります。

 

―千鳥コード刺繍―
様々な素材をジグザグに縛るように縫い付ける手法で、波打つようなラインが特徴です。派生テクニックとして「駒縫い」や「浮かせ縫い」等、様々なテクニックがあり、他の刺繍テクニックとの相性もバツグンなので、テープ刺繍と双璧を成す人気テクニックです。また、近年では機械性能と加工技術の向上によってテープ素材や極太の素材も使用可能になっており、益々表現の幅が広がっています。

 

―畳刺繍―
振り刺繍よりも強度が良く、針数をふんだんに使用した刺繍の手法です。
刺繍のパンチが畳みの目の様な柄で細かく針を落として縫うことから畳刺繍と呼ばれています。フリ幅が9mm以上の時や、刺繍を重ねる場合に土台部分で主に使われます。フリ縫いより耐久性の高い縫い方になります。

 

柄のデザインを行い、これらの刺繍技術を組み合わせ、駆使しながらUNITED TOKYOならではの刺繍を作り上げています。以下ではこれらの刺繍アイテムが日々生まれている生産工場をご紹介します。

 

■生産工場■

 

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【クオリティーの高い品質】
布に一本の針と糸を刺すことによってつくられる刺繡は、糸の材質や針の種類や使い方、また機械の機能などによって様々な表情を見せてくれます。全製品にわたり検品、梱包、出荷まで徹底した品質管理を自社工場内で行うことで高品質な商品を提供しています。

 

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【どんな刺繍にも対応】
こちらの生産工場ではジャガード機、ハンドル機、コード機、さらに原反機、ニードルパンチ機、スモック機など、ベーシックな機種から最新機種までさまざまな機種を自社工場内に揃えています。それにより取引先のあらゆる要望に答え、他社では実現不可能な難易度の高い製品を制作することが可能です。

 

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【柔軟性に富んだモノ作り】
工場スタッフは、20代を中心に柔軟な思考や感性を持った若い人たちが、中心です。最新の流行をいち早く取り入れ、お客様が喜ぶものは何か、どのようなデザインにするかなど、日々探究しています。ただ依頼された製品を制作するだけでなく、そのような探究心から生まれた様々なアイデアを提供し、より良いモノ作りを目指し様々な提案を行っています。

 

 

刺繍アイテム一覧

刺繍キューバシャツ(407202001)

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強撚のコットンを使用したキューバシャツ。キューバでは正装としても使われることもあります。シャリ感のあるハイツイストコットンはドライタッチで軽い肌触りのため、これからの季節にちょうどよい素材感。やや肩を落とし、リラックス感のあるシルエットになっています。キューバシャツは刺繍と4ポケットのデザインが特徴的ですが、あえてポケットをデザインから削ぎ落とすことによりミニマムでクリーンなデザインに落とし込みました。通常キューバシャツの刺繍は振り刺繍の単色で装飾されることがほとんどですが、このアイテムは2色使いの振り刺繍に加えてスモック刺繍機という特殊刺繍ミシンを使用しています。

 

フラワーエンブロイダリーシャツ(407202003)

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バラの花をハンドペイントで描いたようなデザインに落とし込み、畳刺繍・コード刺繍を施しました。畳刺繍とは振り刺繍よりも強度が良く、針数をふんだんに使用した刺繍の手法です。刺繍のパンチが畳みの目の様な柄で細かく針を落として縫うことから畳刺繍と呼ばれています。花びら一枚一枚の刺繍のパンチの方向・糸の色味を変えることにより見る角度によって糸の光沢感が変わり、同じトーンの糸を使っていても、奥行きのある刺繍になっています。柄全体を締めるためにベースとなる畳刺繍の上に花のアウトラインを描いたコード刺繍を走らせています。

 

カミナリ刺繍Tee(407122002)

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フロントのカミナリ柄が特徴のTシャツ。プリントTシャツの雰囲気を刺繍によって表現しています。
柄全体は細かい振り刺繍で、縁取りは高度な技術が必要な千鳥コード刺繍と2種類の技法を使って作られています。

 
エンブロイダリーオープンカラーシャツ(407200001)

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背面と胸元に刺繍された鷲柄は、スカジャンなどで使われる伝統的な柄を元にオリジナルでデザイナーが描き起こした柄で、大正初期より全国でも有数の刺繍産地として発展してきた群馬県で施されています。戦後、スカジャンがまだ「スーベニアジャケット」や「鷲虎龍の刺繍ジャンパー」と呼ばれていた時代に古くから絹織物産業が盛んであった群馬の刺繍職人たちのもとには、多くの刺繍の発注が舞い込んできました。戦後の混乱期に、より多くの仕事を得るため寸暇を惜しんでミシンを踏み競うように群馬の職人たちは技術を磨いていきました。 その高い刺繍技術を近代的な相楽刺繍、振り縫い刺繍に落としこむことによりUNIEDTOKYOならではのオリジナリティの高いアイテムが完成しました。

 

ガイコツ刺繍Tee(407220001)

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フロントのスカル柄が特徴のTシャツ。プリントTシャツの雰囲気を刺繍によって表現しています。
伝統的な柄を元にオリジナルでデザイナーが描き起こしています。色をふんだんに使い、インパクトのある一枚となっています。

 

フラワーエンブロイダリーTシャツ(407222002)
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素材は細番手の60番手の糸を2本(双糸)使いで編みたてた天竺で、ハリコシは有りながらも独特のヌメリ感と光沢が高級感を醸し出しています。 ホワイトのみ透けを防止する為、少し厚手の素材を使用しています。薄着になって来る季節でも一枚で違いを生み出せるアイテムです。

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